Governance(ガバナンス)
本投資法人及び本資産運用会社では、ESG方針に定めるガバナンスの重要性を認識し、ガバナンスについて以下のように定めています。
資産運用会社の運用体制
利害関係人取引にかかる意思決定のフロー
本資産運用会社では、関連会社等との取引に関するルールを定めています。
- 投資部・運用部
- 起案
- コンプライアンス委員会
- 法令遵守確認
審議・承認
- 投資委員会
- 法令遵守確認
審議・承認
- 取締役会
- 決議
コンプライアンス・リスク管理に関する基本方針
本投資法人及び本資産運用会社は、社会より責任あるビジネス行動を求められていることを十分認識し、「金融商品取引法」をはじめとした関連諸法令及び一般社団法人投資信託協会等の定める諸規則及び社内規程を遵守し、誠実かつ適切に業務遂行する為に、コンプライアンス体制の構築を経営の最優先課題の一つと位置付けています。
本投資法人の役員会は、執行役員1名、監督役員2名で構成されており、監督役員については、外部の専門性を有した有識者として弁護士1名、公認会計士1名が選任されており、監督・牽制機能が十分働くような体制を構築しています。役員会の開催は、月1回程度の頻度で行っており、審議事項については、十分な議論を行ったうえで決議し、また、執行役員から監督役員に対する業務の執行状況の報告についても、必要とされる情報が的確・迅速に伝わるよう資料等の工夫に努めています。
詳細については、「不動産投資信託証券の発行者等の運用体制等に関する報告書」をご参照ください。
また、本資産運用会社が属するスターツグループでは、大規模⾃然災害の発生時など、さまざまなリスクが発現した場合に備え、BCP対策の強化に取組んでいます。
■事例
- 災害時対応マニュアルの見直し
- 社員・社員家族を対象とした、安否確認システムの導入
- 防災備蓄品補充(3日間分の飲物・食料・簡易ブランケットなど)
- 簡易トイレや毛布など本社備蓄品の見直し
- 災害時、給電可能となる車を導入(社有車一部が対象)
社内コンプライアンス研修の定期的な実施
本資産運用会社では、全職員を対象としたコンプライアンス研修を年1回実施しています。
内部監査の定期的な実施
本資産運用会社においてコンプライアンスオフィサーは、業務が法令、諸規程に則り、適正かつ効率的に遂行されているか否かを検討し、その結果を社長に報告するとともに、監査対象組織及び部に対して改善勧告を行います。
原則として、監査は1年に1回以上実施するものとし、コンプライアンスオフィサーが社長に報告書を提出し、社長を通じて取締役会へ報告されます。
情報セキュリティついて
本資産運用会社が属するスターツグループでは情報を実際に扱う際に気をつけるべきことを具体的にまとめた「情報セキュリティ憲章(七箇条)」、「情報セキュリティ細則(六十三項目)」を制定しています。グループ内での広報・事務所内に掲示を行うことで注意喚起し、グループ全体で情報セキュリティ向上に努めています。
セイムボート出資
本投資法人は、投資主とスポンサーであるスターツコーポレーション株式会社の利益を合致させるため、スポンサーからのセイムボート出資を受け入れています。