スターツプロシード投資法人

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執行役員のご挨拶

執行役員 スターツプロシード投資法人
執行役員 平出 和也

 投資主の皆様におかれましては、ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。
 平素は、スターツプロシード投資法人に格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。

 このたび、本投資法人は、第36期(2023年10月期)の決算を迎えることができました。これもひとえに投資主の皆様の日頃からのご支援の賜物と心より感謝申し上げます。

 さて、ここに当期における運用状況の概況と決算について、ご報告申し上げます。当期はポートフォリオの競争力向上のため、2023年9月29日に(G-38)プロシード西大路(取得価格合計745百万円)を取得しました。その結果、当期末現在における本投資法人の保有資産は108物件、取得価格の合計は101,679百万円となりました。また、賃料や礼金収受等収入の増加を図りつつ、建物維持管理コストの削減にも取組みました。こうした取組みの結果、営業収益3,532百万円、経常利益1,226百万円、当期純利益1,218百万円を計上し、分配金は投資口1口当たり4,664円とさせていただき、公表済の予想分配金を上回ることができました。

 さらにESGに関する取組みとしては、ESG方針に基づき、GRESBリアルエステイト評価に継続して参加しています。本投資法人は、総合スコアのグローバル順位により5段階で格付けされるGRESBレーティングで「1スター」を取得しました。さらにESG情報開示の取組みが評価され、最上位から2番目の「Bレベル」の評価を取得しました。また、本投資法人において2回目となるグリーンファイナンスによる資金調達を通じ、サステナビリティに関する取組みをより一層推進しました。今後もESGに関する取組みは重要課題であるとの認識の下、環境や社会への配慮、企業統治の取組みを進めて参ります。

 本投資法人は、スポンサーであるスターツグループのノウハウを最大限に活用し、今後も中長期的な観点から運用資産の着実な成長と安定的な収益の確保を図り、さらなる投資主価値の向上を目指してまいります。

 投資主の皆様におかれましては、今後とも変わらぬご支援、ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。